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「こいさん、頼むわ・・・」というはじまりから、風情のある会話が織り成されていく『細雪』は、芦屋に住居を構える当時の中流階級の暮らしぶりを蒔岡家の4姉妹を主人公に描いた作品。
その『細雪』をはじめ、数々の名作を生み出した谷崎潤一郎生誕100周年を記念して、昭和61年に作品に縁の深い芦屋川沿いに細雪碑が建てられました。しおみ桜の傍らに建てられたその碑は、芦屋川から運ばれた花崗岩に、谷崎潤一郎の妻である松子夫人の筆による『細雪」の題字が書かれています。
また、細雪碑のから徒歩約5分のところにある、阪急芦屋川駅の商店街には、作品の中でも登場する医院のモデルとされる重信医院があります(左写真)。今もなお、当時の面影を感じさせるような、レトロモダンな佇まいで、商店街のなかで独特の空気感を放っています。
deccoエリアからは少々遠い場所にあるこの地の近くには、しおみ桜や芦屋川など、ゆっくりのんびりと散策できる場所が多数あります。ちょっと足を伸ばして、作品の舞台となった山手の芦屋を堪能してみてはいかがですか。 |
| 重信医院 |
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